ヨグマタからマントラを授かるヒマラヤ瞑想とは?瞑想に師を持つべき理由を解説!

ヒマラヤ瞑想とは、悟りの境地へと辿りついたヒマラヤ大聖者(シッダーマスター・ヨグマタジ)から、伝授される瞑想のことです。
そのためヒマラヤシッダー瞑想と呼ばれています。
悟りの存在であるヨグマタジから、ディクシャ(瞑想秘法伝授)としてマントラ(真言)を授かり、マントラを唱えることで音による浄化が行われるとされています。
瞑想に師を持つべき理由
瞑想は単にリラックスやリフレッシュのための手段から、集中力やパフォーマンス向上といった能力開発まで、その効果の範囲が大変広いものです。
瞑想は、そのようなメリットを目的として始まってはいませんが、結果として人生において有益な効果が期待できると科学的に証明されているため、「幸福を引き寄せる」方法などスピリチュアルなものと勘違いされることがあります。
深い瞑想の境地へ入れば入るほど、自分の感覚や意識が内向きのベクトル・・・つまり潜在意識へ向いていくため、願いを叶える目的・コンプレックスを改善する目的で瞑想を行ってしまうと、逆に欲望に執着してしまう結果になりやすいのです。
このように瞑想にエゴを混ぜてしまうことで、自らを過大評価し始めたり、過去の悪い記憶や不安が噴き出したりと、感情や精神がアンバランスな状態になる可能性が考えられます。
このような状況に陥らないためにも、ヒマラヤ瞑想ではマントラを授与することにより、道を踏み外さないようガイドとなってくれると言います。

とはいえ、ヒマラヤの大僧正に帰依することは現実的には難しいため、的確なガイドを与えてくれる師(瞑想・ヨガ講師)を持つべきです。
ヨガ八支則とは
ヒマラヤ秘教では、瞑想前に心と体を正しく、清らかに使うという勧めがあります。
社会的に避けるべき行為、個人的に進んで行うべき行為など。
それらは体系化され「ヨガ八支則」と呼ばれています。
ヨガの聖典「ヨーガ・スートラ」の中にも記述があり、ヨガ哲学の基本の教えになります。
ちなみに日本に浸透しているヨガは、この中の「アーサナ」に当たるものです。
ヤマ/禁戒
・日常生活で行ってはいけない規則
暴力・殺生・嘘・窃盗・欲を捨てること
ニヤマ/勧戒
・日常生活で実践すべき規則
清浄・知足・自制・向上心・信仰を持つこと
アーサナ/坐法
・瞑想を行なうための姿勢
プラーナヤーマ/呼吸法
・瞑想を深めるための呼吸
プラティヤハーラ/感覚制御
・五感を内側に方向付け、感覚に意識を向ける
ダーラナ/精神統一
・心の集中
ディヤーナ/瞑想
・プラティヤハーラ(感覚制御)とダーラナ(集中)が研ぎ澄まされている状態
自他を分け隔てなくなった意識の状態。雑念からの解放。無我の境地。
サマディ/悟り
・ヨガの最終目的
煩悩からの解放。悟り。解脱。
長時間瞑想状態を維持できると入る極地だと言われている。

新型コロナウィルスの世界的流行下では、ライフスタイルや経済状況の変化が余儀なくされています。
このような不透明な苦境を強いられる現代人に、瞑想やヨガの哲学は生き方のヒントを与えてくれるかもしれません。
中島正明オンラインサロンとは
5万人の指導実績を持ち、学術的・科学的アプローチにより確実に結果の出るメソッドを提供し続けている、ヨガ・瞑想講師のカリスマ 中島正明 と、その受講生の皆さまの交流・学習の場として、中島正明オンラインサロンは開校いたしました。
ヨガ・瞑想のメソッドや考え方から、経営者としてのマインドなど、「中島正明の頭の中」を皆さまにシェアしたり、 新しいプロジェクトの企画会議に参加していただいたり、双方向のコミュニケーションを楽しめる会員制サロンです。
また、今までに中島正明が開発してきた講座のオンラインアーカイブ動画を、サロンメンバー向けに公開していきます。
サロンメンバー限定コンテンツなども配信しておりますので、どうぞお見逃しなく!