瞑想のやり方とコツを最短で掴む誘導瞑想

先の見えないパンデミックに、急にネガティブな感情が押し寄せて憂鬱になったり、リモートワークにストレスを感じがちなコロナ禍。
そんな時、頭や心をリセットしてくれる手段として注目されているのが、「マインドフルネス」や「瞑想」というキーワードです。
瞑想とは
瞑想(meditation)は元々、仏教における禅僧が悟りの境地に至るために用いた精神訓練のことです。
瞑想は、心を無にして想念を集中させると思われがちですが、脳に「何もしない状態を覚えさせる」訓練です。
人間は一日に約5~6万回以上思考しており、そのほとんどが意識に上らない無意識の思考と言われています。
しかもこの無意識の思考に、脳はエネルギーの約75%を使っているのです。
つまり瞑想は、脳内の雑念を払い、脳の稼働エネルギーを今よりずっと省エネにしていこうという試みなのです。
世界のトップアスリートや、世界のリーディングカンパニーが、社員の能力開発とストレス軽減のために取り入れていると話題の、マインドフルネス瞑想は、インド最古の瞑想法の一つであるヴィパッサナー瞑想から着想を得た、米国脳医学者ジョン・カバットジンにより科学的に体系化された瞑想です。

呼吸に意識を向けながら、今この瞬間に集中することで、起こっている物事に注意を向ける能力を発達させるというプロセスを含んでいるのです。
誘導瞑想とは
瞑想をやってみたいけれど、「上手く集中ができない」「どうやれば良いのかコツがつかめない」などという悩みを良く聞きます。
そのような方のために、誘導瞑想というものがあります。
誘導瞑想とは、誰か誘導してもらいながら、行う瞑想のことです。
師となる人を持ち、その人に誘導してもらうことが最も良い効果を得られるでしょう。
なぜなら正しい誘導瞑想には、深い信頼関係の構築が必要だからです。
fMRIなど計測技術の発展により、瞑想時の脳を正確にモニタリングできるようになった現在、「瞑想」はスピリチュアルなものから科学的な「脳トレ」「脳ケア」であると認められるようになりました。
それに応じて、瞑想に関するあらゆる情報が横行し、初心者にはその真偽の取捨選択が難しくなっています。
それゆえに正しい知識を身に付けている人に、瞑想誘導をしてもらうということが、最短で瞑想のコツをつかみやすく、安心で間違いのないものです。

またトラウマ(心の傷)解消のため、誘導瞑想を活用する場合もあります。
トラウマや潜在意識へのアプローチは、θ波(シータ波)という覚醒と睡眠の狭間に起こる脳波時が適しており、そのような瞑想状態へ導く存在が必須となります。
以上を踏まえても、やはり初心者は指導してくれるスタジオや教室で、まず瞑想を体験してみることをオススメします!
動画や音楽を使うやり方
やり方やコツさえつかめば瞑想は決して難しくはなく、一人でも行えるはずですが、復習も兼ねて動画や音楽をガイダンスとし瞑想をすると良いでしょう。
自然界には、雨音や風の音、波の間隔や火の爆ぜる音など、規則的に見えて規則的でないゆらぎが生じています。
これを1/fのゆらぎと呼び、人間の鼓動と酷似しているため、気持ちが安らぐのです。
そのリラックス状態の脳内ではα波が発生しやすく、瞑想導入として最適の状態なのです。

ただしサブリミナルや催眠効果のある音楽や動画は、誤った方向へ導く場合があるので、第三者であるプロの意見を取り入れてください。
中島正明オンラインサロンとは
5万人の指導実績を持ち、学術的・科学的アプローチにより確実に結果の出るメソッドを提供し続けている、ヨガ・瞑想講師のカリスマ 中島正明 と、その受講生の皆さまの交流・学習の場として、中島正明オンラインサロンは開校いたしました。
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