静と動を統合した新しい瞑想!ダイナミック瞑想とは?

瞑想が医療・福祉・ビジネスの分野にまで注目が集まる中、2500年以上前に普遍的な問題を解決する方法・治療・生きる指針として、ブッダが教えを説いていた時代と違い、現代は社会があまりに複雑かつ速いスピードで展開しており、当然そこに生きる現代人のマインドも単純でなく、押し寄せる情報の洪水に日々疲弊しているのではないでしょうか。
そのため座って静かに瞑想することは、2500年前と比べ難しいことなのかもしれません
身体の動きは意識的に止められても、思考は意識的に止められないからです。
そのような時、挑戦したいのがムーブメント瞑想です。
ムーブメント瞑想は、歩行瞑想や手観瞑想のように、体の動きに注意を向ける瞑想なので、コツを掴みやすく、行動に集中しているうちに、いつの間にか思考が停止しているメリットがあります。
そのため瞑想初心者には、大変オススメです。

今回はそんなムーブメント瞑想の中でも、「ダイナミック瞑想」に焦点を当ててみたいと思います。
ダイナミック瞑想とは
ダイナミック瞑想(Dynamic Meditation/ダイナミック・メディテーション)は、バグワン・シュリ・ラジニーシ(Bhagwan Shree Rajneesh/和尚OSHO)によって考案された瞑想法です。
この瞑想法では、ダイナミック瞑想とクンダリーニ瞑想(Kundalini Meditation)が対になっており、ダイナミック瞑想は音楽と共に体を動かし踊るアクティブメディテーションであり、クンダリーニ瞑想はヴィパッサナー瞑想を元にした、座禅のように沈黙の中で行う気づきの瞑想です。

アクティブなダンスで体を疲弊させ、瞑想状態に入りやすい効果があり、二つの技法を一つの瞑想として体系化した、新しい種類の瞑想法と言えます。
ダイナミック瞑想のやり方
ダイナミック瞑想は5つのステージから成り立っています。
第1ステージ 呼吸
足を肩幅に開き、鼻から強く息を吐き出す。
火を起こす「ふいご」のように、鼻から息を吐く。
抑圧した感情を解き放つ準備段階として、ひたすら呼吸、特に吐く息に集中する。
(10分間)
第2ステージ クレイジー/狂気/爆発
10分間の発散浄化(カタルシス)
感じるままに全力でダンスすること。
叫ぶ・歌う・ジャンプする・泣く・笑うなど、何も抑圧しないまま表現する。
恥ずかしいなど感情を投げ出すことで、内側にある狂気や混沌を全て解放すること。
(10分間)
第3ステージ ジャンプ
ジャンプしながら、マントラである「フー」「フウッ」「スーフィー」を叫ぶ。
Hoo! Hoo! Hoo!と強制的に大声で叫ぶことで、エネルギーを全て燃焼する。
(10分間)
第4ステージ ストップ
完全なる静止と沈黙。
立ったままでも、あぐらをかき座る体勢でも良い。
自らを観照し、雑念が生じたら呼吸に意識を向けること。
(15分間)
第5ステージ 祝祭のダンス
感じるままにダンスし、感謝と祝福を表現する。
(15分間)
中島正明オンラインサロンとは
5万人の指導実績を持ち、学術的・科学的アプローチにより確実に結果の出るメソッドを提供し続けている、ヨガ・瞑想講師のカリスマ 中島正明 と、その受講生の皆さまの交流・学習の場として、中島正明オンラインサロンは開校いたしました。
ヨガ・瞑想のメソッドや考え方から、経営者としてのマインドなど、「中島正明の頭の中」を皆さまにシェアしたり、 新しいプロジェクトの企画会議に参加していただいたり、双方向のコミュニケーションを楽しめる会員制サロンです。
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